カテゴリ:ブログ / 投稿日付:2026/03/27 15:25
不動産売買における「決済」とは、買主様が物件の残代金を支払い、売主様が所有権の移転登記と物件の引き渡し(鍵の引き渡し)を行う最終手続きのことです。
不動産取引では、「契約」と「決済」を別の日に行うのが一般的です。この記事では、契約と決済の違いや、決済当日の流れについて詳しく解説します。
■ 不動産売買の「契約」と「決済」の違い
- 契約:不動産売買契約書を締結し、買主様から売主様へ手付金を支払う手続きです。金額や引き渡し期日、特約事項などを書面で取り交わします。
- 決済:残代金の支払い、所有権移転登記、物件の引き渡しを実際に行う手続きです。
■ なぜ契約と決済は同時にできないのか?
不動産取引において、契約と同時に物件の引き渡し(決済)ができないケースが多いのには、主に以下の理由があります。
- 住宅ローンの審査・融資実行:買主様が住宅ローンを利用する場合、本審査や融資の申し込みには「締結済みの売買契約書」が必要になるため。
- 売主様の引っ越し準備:居住中の物件を売却する場合、売却の契約を結んでから新居へ引っ越す期間が必要なため。
- 引き渡し条件のクリア:更地渡し(建物の解体)や境界確定測量など、契約後に完了させるべき条件(特約事項)があるため。
■ 決済当日の流れと参加者
決済は通常、買主様が住宅ローンを利用する金融機関の応接室などで行われます。
【参加者】
買主様、売主様、不動産仲介業者、司法書士
【決済の主な流れ】
- 本人確認・書類確認:司法書士が売主様・買主様の本人確認を行い、所有権移転登記に必要な書類が揃っているかを確認します。
- 融資の実行:書類に問題がなければ、金融機関から買主様の口座へ融資金額が振り込まれます。
- 残代金・諸費用の支払い:買主様から売主様へ残代金が支払われます。同時に、固定資産税などの各種清算金、仲介手数料、司法書士への登記費用、火災保険料などの支払い(振込伝票の記入等)を行います。
- 鍵の引き渡し:すべての支払いが完了し、領収書のやり取りが終われば、売主様から買主様へ鍵を引き渡します。
- 引渡完了確認書の作成:引き渡した鍵の本数、境界確認書などの書類内容、引き渡し日を記載した「引渡完了確認書」に署名押印をいただき、取引完了となります。
■ 売主様に住宅ローン残債がある場合(抵当権抹消)
売却物件に売主様の住宅ローンが残っている場合、決済で受け取った代金でローンを一括返済し、「抵当権抹消手続き」を行う必要があります。
決済会場での手続きが終わった後、売主様は不動産仲介担当者・司法書士と一緒に、ご自身が利用していた金融機関へ赴き、一括返済の手続きと抵当権抹消書類の取得を行います。
売主様の手続きはここで完了ですが、その後、司法書士が法務局へ向かい、抵当権の抹消、所有権移転、新たな抵当権設定の登記申請を行います。
■ スムーズな決済のために
抵当権の抹消書類は事前の手続きが必要ですし、印鑑証明書や住民票、戸籍の附票などの必要書類も多岐にわたります。これらの複雑な手続きをスムーズに進めるため、不動産仲介の担当者がしっかりとサポートし、業務を進行いたします。
横浜市南区の不動産売買に関するご相談は、センチュリー21ミナトホームまでお気軽にお問い合わせください。
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