カテゴリ:ブログ / 投稿日付:2026/04/03 16:11
不動産売却を検討する際によく耳にする「査定価格」と「売出価格」。この2つの言葉の違いをご存知でしょうか?
結論から言うと、**査定価格は「不動産会社が算出する客観的な適正価格」**であり、**売出価格は「実際に市場へ公開する価格」**を指します。
本記事では、それぞれの明確な違いや、ご自身の売却事情(スケジュールなど)に合わせた最適な売出価格の決め方について解説します。
「査定価格」と「売出価格」の違い
不動産売却を成功させるためには、まずこの2つの価格の性質を正しく理解することが重要です。
- 査定価格とは
不動産会社の営業担当者が、物件の状況や周辺相場、過去の取引データなどを基に**「概ね3ヶ月程度で売却できるであろう」と客観的に算出した適正価格**です。プロの目による分析に基づいた基準となる価格です。 - 売出価格とは
不動産会社が提示した査定価格をベースに、売主様のご希望や売却理由、競合物件の状況などを踏まえて、最終的に売主様が決定する価格です。実際にインターネットやチラシに掲載されるのはこの価格になります。
【状況別】売出価格の決め方とポイント
売出価格は、売主様の「売却の事情」や「スケジュール」に合わせて設定することが大切です。代表的な2つのケースをご紹介します。
1. 時間的余裕がある場合(じっくり売りたい)
購入希望者をゆっくり待つ時間的余裕がある場合は、ご自身の希望する「売却希望価格」をそのまま「売出価格」として設定し、条件に合う買主様を待つことも可能です。
ただし、査定価格はプロが市場動向を分析した結果です。査定価格からあまりにもかけ離れた高値で売り出してしまうと、結果的に査定価格を下回る額でしか売れないケースも考えられます。時間がある場合でも、査定価格をベースに不動産会社のアドバイスを踏まえて設定することをおすすめします。
2. 時間的余裕がない場合(早期に現金化したい)
「相続税の納付期限が迫っている」「住み替え先の購入物件がすでに決まっている」など、売却期間に余裕がない場合は、早期に売却して現金化する必要があります。
このようなケースでは、不動産会社が提示した「査定価格」をそのまま「売出価格」として設定するのが基本です。その上で、市場からの問い合わせ状況や内覧の反応を見ながら、段階的に価格を見直していくことで、期限内の売却を目指します。
注意!高すぎる売出価格のリスク
「少しでも高く売りたい」という思いから、査定価格を大きく上回る売出価格を設定される方もいらっしゃいます。しかし、相場と乖離した価格で売り出すと、以下のようなリスクがあります。
- 売却までに長い期間を要してしまう
- 物件の鮮度が落ち、最終的に査定価格を下回る価格で手放すことになる
不動産売却では、市場の適正価格を見極めることが非常に重要です。
まとめ:売却理由に合わせた価格設定が成功の鍵
不動産売却において、売却理由は人によって様々です。ご自身の事情やスケジュールに合わせて、最適な「売出価格」を設定することが、納得のいく売却への第一歩となります。
価格設定でお悩みの際は、地域の市場動向に詳しい不動産会社へ相談し、プロの視点を取り入れながら二人三脚で進めていきましょう。
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